2004年08月13日

スタンを考える。

私は主にCGIでデュエルをしているのですが、DOと比べると圧倒的に「使者スタン」を使うプレイヤーが多いです。

色々なスタンと戦っていると、プレイヤーの好みによって微妙な違いが見えてきて、面白いです。

そこで、現状のスタンに確実に入るカードと、人の好みによって入れ替わるカードについて考察していきたいと思います。

まずは、現状のスタンに100%に近い確立で入ってくると思われるモンスターについて考える。

〜世界選手権のTOP8の共通カード(モンスター)

・黒き森のウィッチ
・クリッター
・魔導戦士ブレイカー
・異次元の女戦士×2枚
・聖なる魔術師
・同族感染ウィルス

〜私的使者スタン基本パーツ(モンスター)〜

・カオス・ソルジャー−開闢の使者−
・混沌帝龍−終焉の使者−
・黒き森のウィッチ
・クリッター
・魔導戦士ブレイカー
・異次元の女戦士
・聖なる魔術師
・魔導サイエンティスト

ほぼ100%に近い割合で入ると思われるカードを列挙してみました。
世界選手権のTOP8の共通カードとは違う部分が多いですが、これは「死のデッキ破壊ウィルス」が世界選手権では禁止カードだったことと、TOP8のデッキの中で、使者を使用しなかったスタンがあったこと等が原因であろう。

さて、ここからは、人によって好みが分かれるカードです。

(★・・・被採用頻度。強さを示す値では無いので、注意。)

・異次元の女戦士 ★★★★★
上の表では一枚のこのカード。
どう考えても万能で欠点が無いカードですが、「死のデッキ破壊ウィルス」の存在や、本来の役割が除外能力にあるため、使者の餌になりにくい、という点から、確実に積まれるカードでは無いです。
それでもやはり人気は高く、3枚積んでいるプレイヤーも多いです。

・ブレイドナイト ★★★★☆
光属性のアタッカー。
後述の「忍者マスターSASUKE」の登場により、使者デッキのマストカード、とまでは行かなくなった。
それでも、戦士を中心にし「増援」を投入した使者デッキの流行もあり、今後も使われ続けていくであろう優秀カード。

・忍者マスターSASUKE ★★★☆☆
こちらも光属性のアタッカー。
「ブレイドナイト」と比較すると、こちらの方が安定性がある。
しかし、表守備を切る効果は意外に発動しにくく、パンプ効果があり、「混沌帝龍−終焉の使者−」の起動効果後に引くと強力な「ブレイドナイト」の方を優先するプレイヤーがやや多い。

・魔鏡導士リフレクト・バウンダー ★☆☆☆☆
こちらも上記二枚と同じく光属性のアタッカーだが、二枚と比べると圧倒的に需要が少ない。
「キラー・トマト」をはじめとするリクルーターや、「黒き森のウィッチ」、「クリッター」、「キラー・スネーク」等、低攻撃力を持ち、戦闘破壊されてもアドバンテージにおける損失の無いモンスターが多く採用されている現状では、やや厳しい立場にあると言える。
たった1700程度のダメージと引き換えに、一枚のカードを失ってはいけないのである。

・聖なる魔術師 ★★★★☆
上の表では一枚。
「強欲な壺」等のドローソースを繰り返し使えれば、かなり勝利に近づく事ができる。
「心変わり」が禁止された今、二枚積んでもデメリットは少ない。
しかし、初手にあっても使いづらいモンスターであり、序盤だと事故要員にも成り得るカードなので、過信は禁物。

・マシュマロン ★★★☆☆
完全な防御要員。
攻めに転じることが出来ないので、攻め好きなプレイヤーには毛嫌いされることが多い(筆者もその一人である)。

・シャインエンジェル ★☆☆☆☆
「異次元の女戦士」をサーチすることができる。
しかし、他にサーチできるモンスターには有用なモンスターは無く、サーチのパターンを拡げにくいのが難点。
しかし、使者の餌としてはピッタリであり、初手事故も起こしづらいので、使いやすさは抜群。
採用されることは少ないが、強力なカードの一つである。

・霊滅術師 カイクウ ★★★★☆
相手の墓地にある使者の餌を除外できるカード。
アタッカーとしても十分な攻撃力を持ち、手軽に使える使者メタカードである。
墓地に媒介が残っていても、このカードさえ場にいれば使者の召喚を防げるのもポイント。

・キラー・トマト ★★★★☆
古参カードの一つだが、今も尚根強い人気を持つカード。
特に、「死のデッキ破壊ウィルス」が流行している現状では、非常に重要な位置にいるカードと言える。
以前は二枚積みが基本なカードだったが、最近では一枚のみ挿しているデッキも良く見かける。

・首領・ザルーグ ★★★☆☆
出した次のターンで戦闘破壊される事が多いが、そこを除去罠でカバーすれば、二枚目のハンデスが狙える。
一時期は一線を退いていたカードだが、禁止カード制定後辺りから急に勢いを増している。
「増援」の流行、「死のデッキ破壊ウィルス」の流行、「ハーピィの羽根帚」の禁止による罠カードの除去手段の減少、「王宮の勅命」の空いたスペースに更に除去罠を追加できるようになったこと等が原因だろうか。

・魂を削る死霊 ★★★☆☆
こちらもハンデスカードだが、「首領・ザルーグ」と違い戦闘破壊されないので、より二枚目以降のハンデスが狙いやすい。
他のカードでしっかり相手の場を空けてやれば、大量のアドバンテージを得ることができる。
また、「死のデッキ破壊ウィルス」の媒介にもなる。
但し、攻撃した返しのターンでの戦闘ダメージが大きく、特に「魔導サイエンティスト」を出されてしまうと、8000近くライフを持っていかれてしまう。
スーサイド的な要素を持ったカードと言える。

・深淵の暗殺者 ★★☆☆☆
つい最近トーナメントシーンに参戦してきたカード。
リバモンを回収する能力を持ち、「天使の施し」と組み合わせることにより、膨大なアドバンテージを生み出すことが可能。
また、もう一つの効果である相手モンスターを破壊する効果も非常に使いやすく、「死のデッキ破壊ウィルス」の媒介になるのも大きなポイント。
弱点が少なく優秀なカードだが、「抹殺の使徒」には注意。

・黒蠍−棘のミーネ ★★☆☆☆
「死のデッキ破壊ウィルス」の媒介になる。
また、同名カードを手札に集める効果により、常に媒介を保持し続けることができる。
また、守備力が高く、アドバンテージを確保しやすいので、「死のデッキ破壊ウィルス」に頼らなくても十分戦闘要員になる。
このカードを三枚積んだデッキは「ミーネウィルス」と呼ばれているが、基本的な動きはスタンと大差無いので、敢えてここに書かせてもらった。

・見習い魔術師 ★☆☆☆☆
「聖なる魔術師」、「魔導サイエンティスト」等をサーチすることができる。
このカードは闇属性、「聖なる魔術師」は光属性なので、簡単に光・闇を墓地に落とすことができる。
このカードを中心としたデッキはモンスターの平均攻撃力が低くなりがちで、使者を引けなければパワー負けしてしまうことがしばしば。
使者が両方とも制限になってしまった今では、あまり見かけないカードとなってしまった。
しかし、このカードを中心とした使者デッキは非常に安定性が高く、「聖なる魔術師」でドローソースを回せれば、かなり有利に試合を運ぶことができる。
また、このカードは他のリクルーターと違い、破壊されることが効果発動の条件なので、戦闘で除外されても効果を発動することができる。
このことから、今流行りの「次元斬」メタとしては非常に有効だと言える。

・ステルスバード ★☆☆☆☆
バーンデッキの中核モンスターであるという印象が強いため、スタンに投入されることは少ない。
しかし、その安定した焼き能力はスタンに入れても非常に強力である。
「霊滅術師 カイクウ」や「忍者マスターSASUKE」などに戦闘破壊されてしまうため、若干守備力に不安が残るが、そこは「死のデッキ破壊ウィルス」や「炸裂装甲」等の除去罠でカバーできる。

・墓守の偵察者 ★☆☆☆☆
リバースに成功すれば、場に壁を二体並べることができる。
守備力2000の壁はそう簡単に破れるものでは無く、非常に強力なブロッカーであると言える。
また、攻撃力も1200あるので、二体並んで直接攻撃できれば、2400という大きなダメージを与えることができる。
生贄確保用としても優秀で、穴の無いカードである。
あまり見かけないのが不思議なくらい強力なカード。

・仮面魔導士 ★☆☆☆☆
戦闘ダメージを与えれば1ドローできるが、罠でサポートしなければほぼ確実に戦闘破壊されてしまう攻撃力である。
使うのであれば「死のデッキ破壊ウィルス」を合わせて使いたい。
安定性は無いと言ってもいいので、デッキ構築能力が試される。

・デーモン・ソルジャー ★☆☆☆☆
闇属性のアタッカー。
「霊滅術師 カイクウ」や「忍者マスターSASUKE」、「黒蠍−棘のミーネ」などを一方的に戦闘破壊することができるので、一枚挿しておくだけで結構アドバンテージを持って行ってくれる。
「熟練の黒魔術師」と比べると守備力が劣るが、「黒き森のウィッチ」でサーチできる点で、こちらの方が上。

・同族感染ウィルス ★★★★★
手札を捨てるだけでモンスターを破壊することができる強力カード。
世界選手権TOP8の全てのデッキに投入されていますが、戦闘破壊されやすい攻撃力や、属性の関係から、必須では無いと感じております。

・キラー・スネーク ★★★★★
「天使の施し」、「同族感染ウィルス」のコスト、半永久的ブロッカー、生贄要員、ハンデス対策等々、非常に多様な使い道があるカード。
アドバンテージを重視するプレイヤーならば、かなりの率で採用しているカードではないでしょうか。

・怒れる類人猿 ★☆☆☆☆
使者デッキに入れたいのであれば、使者の餌になる「デーモン・ソルジャー」の方が優秀だと思われる。
「天空騎士 パーシアス」や「ヴァンパイア・ロード」が流行っている環境ならば投入も考えられる。
使者デッキではあまり使われないが、使者無しのデッキであれば真っ先に投入候補に上がってくるカードであることを忘れてはいけない。

・カオス・ソーサラー ★☆☆☆☆
使者達の下位(互換?)カード。
現状でも使えるカードだが、使者禁止後にどのくらい使われるのかが見所。

・人造人間−サイコ・ショッカー ★★☆☆☆
登場してからずっと使われ続けているカードであり、上級モンスターと言えばショッカーが浮かんでくる人も多いだろう。
場に出た後の制圧力は凄まじく、罠のプレッシャーが無くなるので、一気に畳み掛けることができる。
しかし、使者を二枚入れるデッキであれば、これ以上の上級モンは事故要因になってしまうのも確かである。
ここをどう考えるかによって、このカードの採用不採用は決まってくるだろう。

・天空騎士 パーシアス ★★☆☆☆
一度戦闘ダメージを与えることができれば生贄分のアドバンテージは取り返すことができるので、割と使いやすい。
星4アタッカーの攻撃力のボーダーラインが低下し、戦闘破壊されることが少なくなったので、現環境では十分通用するカードである。
「人造人間−サイコ・ショッカー」に引けを取らない人気で、良く見かけるカードの一つである。

・ヴァンパイア・ロード ★☆☆☆☆
「死のデッキ破壊ウィルス」へのメタカードの一つ。
採用率の低下は、やはり「異次元の女戦士」の影響だろうか。
それでも、除去されても戻ってくる能力は強力なので、候補に上がってもおかしくないカードである。

・雷帝ザボルグ ★☆☆☆☆
召喚時に相手モンを破壊できるので、生贄によるディスアドバンテージをカバーできる。
マイナーとはいえ貴重な光属性。採用も十分考えられる。

・サンダー・ドラゴン ★☆☆☆☆
あまり見かけなくなった原因は、「見習い魔術師」と同じく使者達の制限。
「カオス・ソーサラー」まで見る使者デッキならば投入もアリ。


魔法編に続く。
posted by たてわき at 01:08| Comment(0) | TrackBack(1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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